忙しい中で技術士を目指すあなたは試験勉強を効果的に行うために試験対策講座を検討しているのではないでしょうか。様々な講座があるのでどれを選んだら良いか悩みますよね。
講座の選び方のポイントは「①論文添削②口頭試験の対策③サポート体制」です。詳細は本文で解説していきますが、ポイントを押さえてあなたの勉強計画に合った講座を選ぶことで試験の合格がぐっと現実に近づきます。
本記事では、主要5社の技術士二次試験講座を比較し、あなたに合った講座を選べるよう、料金・添削・口頭対策・サポート体制を比較します。
情報更新:2026年9月9日
各社の公式情報を再確認して更新しました。料金・キャンペーン・販売状況は変わるため、申込前にリンク先の公式情報もご確認ください。
結論:目的に合わせて選びましょう
- コスパとスマホ学習:スタディング
- Chatwork・Zoom相談:技術士Lock-On
- 添削・口頭模試の回数:SAT
- スクーリング・直前模試:新技術開発センター
- アガルート:2027年度版は販売時期調整中
主要な技術士二次試験講座の比較表
まずは、主要5社の料金・添削・相談方法・口頭試験対策を一覧で比較します。
| 講座 | 料金・販売状況 | 添削・サポート | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| スタディング | 69,300円 2027年度一般部門 | 添削10回分 質問カード3回分 口頭は書面対策 | スマホ学習とコストを重視 |
| 技術士Lock-On | 55,000円+添削4回22,000円=77,000円 令和9年度・初受講 | 添削4回(各2往復) Chatwork質問・Zoom面談 | 講師へ随時相談したい |
| アガルート | 2027年度版は販売時期調整中 | 2026年度フルは記述式5回、実務経験証明書3回、口頭模試1回 | 販売再開後に内容を比較したい |
| SAT | 141,680円 2026年度パーフェクト講座 | 添削15回(業務経歴書6回+筆記9回) 口頭模試3回・Zoom相談5回 | 添削と模試を多く受けたい |
| 新技術開発センター | 194,000円 2027年度合格一直線コース | 添削10回・スクーリング4回・模擬試験1回 | 対面指導や直前模試を重視 |
※比較対象の選定条件は、①一般部門または総監部門向けの講座がある、②料金・サービス内容を確認できる、③運営実績を確認できる、の3点です。
総合技術監理部門を受験する方は、2027年度の総監講座3社比較で、選択科目免除の有無と択一・記述・口頭対策の対応範囲を確認できます。
建設部門を受験する方は、建設部門向け講座比較で、選択科目への対応、添削者の専門分野、必須科目・選択科目の支援範囲を確認できます。
ここからは、上述した結論に至った講座を選ぶ際の重要なポイントについて解説します。
技術士二次試験講座の選定ポイント3つ
技術士二次試験講座を選ぶ際の重要なポイントは次の3点です。
- 論文添削が含まれているか
- 口頭試験の対策が含まれているか
- サポート体制はどうなっているか
ポイント①論文添削
技術士二次試験の勉強の過程で、プロの講師による論文添削を少なくとも一度は受けるべきです。
理由は、採点の詳細が公表されておらず、自己評価だけでは合否水準を判断しにくいからです。指導実績のある講師から添削を受けると、自分の答案に不足している視点や論理のつながりを把握しやすくなり、合格水準へ近づけるための具体的な修正点が分かります。
このように、プロの講師による添削を受けることで、自分では気づきにくい改善点を把握できます。
講座を決める前に、技術士論文の添削方法と確認ポイントも確認しておくと、必要なサポートを選びやすくなります。
(添削資料のイメージはスタディング技術士講座の受講レビューで紹介しています。)
ポイント②口頭試験の対策
基本的に、技術士二次試験の勉強を始める際には、最初から口頭試験の対策が含まれた講座を選択するべきです。その理由は、口頭試験に合格するためには、試験の申込書を作成するタイミングで口頭試験の質疑応答を検討する必要があるからです。
申込書と口頭試験、そして筆記試験は互いに補完しあうことで試験が成立しています。この関係性を理解することで、筆記試験で何を書くべきかも深く理解できるようになります。
注意点として、口頭試験対策の内容はいろいろな方式があるのでよく確認する必要があります。例えば、スタディングの講座では、想定質問に対して回答を記述し、それを添削してもらう方法を採用しています。一方で、SATの講座ではオンラインでの模擬試験が含まれています。
また、筆記試験が不合格となった場合、これらの口頭試験対策が無駄になってしまう可能性もあるので注意が必要です。
準備内容は技術士二次試験の口頭試験対策と想定質問で確認できます。
ポイント③サポート体制
技術士二次試験の対策講座を選ぶ際には、サポート体制が自分の勉強スタイルや性格に合っているかも重要なポイントです。例えば、スタディングのサポート体制は「質問カード」という方法を採用しています。質問カードは3回分あり、A4判相当のWord形式の質問カードに複数の質問をまとめ、マイページからファイルを提出すると、講師から回答を受け取れます。疑問が出るたびにチャットする形式ではないため、すぐに何度も相談したい人には向きません。
このようなサポート体制が合わない場合は、チャットやZoomで相談できる講座も比較しましょう。現行情報では、技術士Lock-OnはChatworkでの質問とZoom面談に対応しています。アガルートは2027年度版の販売開始後に、最新の質問制度を確認してください。
自分の勉強方法や性格に合ったサポート体制を持つ講座を選ぶことで、効率的に試験対策を進めることができます。
その他のポイント
技術士二次試験の講座を選ぶ際には、上記以外にもいくつかのポイントに注意すると良いでしょう。以下に、確認しておくべきポイントを簡単に紹介します。これらは代用が可能ですが、事前に確認しておくことで安心して試験対策を進めることができます。
まず、筆記模試についてです。自分で時間を計って問題を解き、その後に添削を依頼することで代用することも可能です。しかし、初めて試験を受ける場合は、緊張感のある模試会場での体験を通じて、試験当日の時間の使い方や雰囲気に慣れておくことも重要です。
次に、過去問や解答例についてです。技術士試験の論文の採点の詳細が公表されておらず、自己評価だけでは合否水準を判断しにくいですが、過去問解答例は受験者にとって非常に役立つ情報です。
答案例は丸写しせず、課題抽出・解決策・リスクのつながりを確認する材料として使いましょう。当サイトの機械設計・選択科目Ⅲを実際に解くプロセスでも、骨子から答案へ組み立てる手順を紹介しています。
これらのポイントを考慮しつつ、自分の勉強スタイルや性格に合った講座を選ぶことで、より効果的に技術士二次試験の準備ができるでしょう。
本記事では上記の項目に注目して講座の比較を行いました。ここからは紹介したポイントを基準に選んだおすすめの講座について解説していきます。
目的別に選ぶ技術士二次試験の通信講座5社
ここからは5社の特徴を、向いている人が分かるように紹介します。どの講座が適切かはあなたの学習計画や性格によって異なります。
例えば、仕事が忙しい中で学習を進める場合、添削の提出回数はどのくらい可能でしょうか?また、オンライン学習だけでモチベーションを保てるタイプでしょうか?
これらの点を考慮しながら解説を読んでいただけるとよりお役に立てると思います。
スタディング|バランスとコスパを重視
スタディング(添削・質問カード付)は、一般部門17部門の専用添削課題に対応し、「論文添削・質問対応・口頭試験の書面対策」を一つのコースで進められる講座です。内容の充実度と価格を比べると、当サイトで比較した主要講座の中では比較的低価格です。
最重要の論文添削については、課題問題の難易度が本試験より高めに設定されており、添削の評価も厳しめです。課題問題で合格ラインの論文を書くことで自信をもって本試験に臨めるレベルに到達できます。
メリット
- スマホアプリを使って隙間時間にパッとアプリを開いて動画で学習を進められる
- 論文添削から口頭試験対策までをカバーしている。
- 添削課題を合計10回分(受験申込書1回、筆記8回、口頭1回)利用できる。
- 口頭試験対策は想定問題に対する回答の添削をしてもらえる。
- フォロー体制では、質問カードを3回利用できる。A4判相当のWord形式の質問カードに複数の質問をまとめ、マイページから提出する。
デメリット
- 口頭試験オンライン模試が付いていない。
- フォロー体制は書面でのやり取りのみで、チャットやZOOMでの対応は無い。
スタディングの技術士二次試験合格コース(添削・質問カード付)がおすすめな人

この講座は「論文添削・質問対応・口頭試験の書面対策」を一つのコースで進めたい人に向いています。合格お祝い金には適用条件があるため、申込前に公式サイトで最新条件を確認してください。
無料体験やキャンペーンの内容は時期により変わります。最新の料金と適用条件は公式ページで確認してください。
実際の添削画面や使い勝手を先に確認したい方は、スタディング技術士講座の実受講レビューをご覧ください。
最新の受講料・キャンペーン情報は、公式サイトでご確認ください。
チャット・Zoom相談を重視するなら次の「技術士Lock-On」、口頭模試の回数を重視するなら「SAT」も比較しましょう。
技術士Lock-On|チャット・Zoom相談を重視
技術士Lock-Onは技術士二次試験のみを専門とした会社が運営する講座です。
フォロー体制として、チャットワークを使った回数無制限の質疑応答とZOOM面談が使用できる。
このため、講師と密にやり取りしながら進められるのでモチベーションの維持にも効果的である。



長期戦である技術士試験受験者においてはモチベーションの維持が鍵になることを想定しての仕組みづくりにも好感が持てます。
講座運営が発信しているyoutubeからも詳しい講座の情報が得られます。
メリット
- 160時間超えの動画と過去問解答例などのデータ資料が豊富に用意されている。
- 口頭試験対策は想定問題集が用意されている。
- フォロー体制はチャットによる無制限の質疑応答ができる。
- さらに、ZOOMでの面談も可能(予約制)
デメリット
- 論文添削はついていない。
- 別途オプションで4回22,000円(各2往復)を追加可能
- 口頭試験オンライン模試はついていない。
- 別途オプションで購入可能
技術士Lock-Onがおすすめな人
技術士Lock-Onはスタディング(添削・質問カード付)と比較して次の点で優位性があります。
この点において価格差以上の魅力を感じる方に技術士Lock-Onの講座をお勧めします。
スタディングの技術士二次試験合格コース(添削・質問カード付)との比較
技術士Lock-Onは論文添削が別料金である。
「スタディング(添削・質問カード付)」とベースを合わせるため4回の論文添削をつけた価格で比較する。
| 通信講座名 | 価格 | コンテンツ量 | フォロー体制 |
| スタディング技術士二次試験合格コース(添削・質問カード付) | 69,300円 | 基本講座8時間、WEBテキスト、 キーワード集(解説は無し) | 質問カード3回分 (A4判相当のWord形式・マイページ提出) |
| 技術士Lock-On+論文添削4回 | 77,000円 | 動画講座160時間、オリジナルテキスト、 キーワード集(解説も準備中)、 過去問題一覧表Excelシート、 過去3年分の合格者の再現解答 | チャットを使った無制限の質疑応答 マンツーマンのZOOM面談(予約制) |
青マーカー箇所が差です。
価格差約8,000円でこれだけのコンテンツが得られるのであれば十分魅力的で学習時間の削減にもつながります。
最新の販売状況は下記の公式ページでご確認ください。
アガルート|2027年度版は販売時期調整中
アガルート(フル)は重要ポイントの「論文添削、フォロー体制、口頭試験対策」についてカバーしている全部入り講座です。2026年度フルカリキュラムは販売終了し、2027年度版は販売時期調整中です。現在は料金を含む条件を確定比較できないため、公式発表後に検討してください。
メリット
- 2026年度フルでは、記述式添削5回・実務経験証明書添削3回・口頭試験オンライン模試1回が用意されていました。
- 合格特典がすごい(合格時に全額返金またはお祝い金30,000円。但し、ZOOMでの顔出しインタビューあり)。
- 論文添削がついている。
- オンライン口頭試験模試がついている。
- 2026年度フルでは質問サービスを50回利用できました。
デメリット
- 2027年度版は販売時期・料金・サポート内容が未発表のため、現時点では申込みを比較できません。
アガルート(フル)がおすすめな人
本講座はスタディング(添削・質問カード付)、技術士Lock-Onと比較して以下の点で差があります。
スタディング、技術士Lock-Onとの比較
| 通信講座名 | 価格 | コンテンツ量 | 論文添削 | フォロー体制 | 口頭試験対策 |
| スタディング技術士二次試験合格コース(添削・質問カード付) | 69,300円 | 基本講座8時間、WEBテキスト、 キーワード集(解説は無し) | 10回分 (申込書1回・口頭1回を含む) | 質問カード3回分 (A4判相当のWord形式・マイページ提出) | 書面での添削のみ |
| 技術士Lock-On +論文添削4回 | 77,000円 | 動画講座160時間、オリジナルテキスト、 キーワード集(解説も準備中)、 過去問題一覧表Excelシート、 過去3年分の合格者の再現解答 | 4回分 | チャットを使った無制限の質疑応答 マンツーマンのZOOM面談(予約制) | ※別料金 |
| アガルート(フル) | 2026年度版107,800円(販売終了) 2027年度版は販売時期調整中 | 講座動画6時間、WEBテキスト、 製本テキスト、 | 記述式5回+実務経験証明書3回 | 質問50回(2026年度フル) | オンライン模試 |
青マーカー箇所が差です。
- アガルートの2027年度版は料金・内容とも未発表のため、販売開始後に他社と比較してください。
- 技術士Lock-Onの現行構成例は77,000円です。アガルート2027年度版は料金未発表のため、販売開始後に比較してください。



2027年度版は販売開始後に、料金・添削回数・特典条件を確認してから判断してください。
販売再開後に確認したい人
- 製本教材の有無を重視し、最新コースの内容を待てる方
- 添削回数と口頭模試を、販売開始後に他社と比較したい方
- 合格特典の対象年度・条件を公式ページで確認してから判断したい方
さらに詳細は下記の公式ページからご確認お願い致します。
次におすすめする2つの講座はいずれも10万円超の高額講座になります。
- SAT(パーフェクト講座)は添削と口頭模試の回数を重視する方向けです。
- 新技術開発センターはスクーリングと直前模試を重視する方向けです。
SAT|添削と口頭模試の回数を重視
SATは現場・技術系資格に特化した講座を開講している会社です。
動画講義では、最新の収録システムを用いており背景には手元のテキストが映し出されているため、テキストがなくてもスマートフォンのみで学習ができるように工夫されています。また、専用スタジオで収録しているため映像や音質の質の良さも定評があります。
SAT(パーフェクト講座)がおすすめな人
SAT(パーフェクト講座)は、添削回数・Zoom相談・口頭模試を重視する方向けです。価格だけでなく、利用できる回数を実際に消化できるかも考えて選びましょう。
- 論文添削をたくさんしたい
- SAT(パーフェクト講座)は業務経歴書6回+筆記9回の合計15回
- ZOOMで質問したい
- SAT(パーフェクト講座)はZOOMでの相談5回可能
- 口頭試験模試を複数回行いたい
- SAT(パーフェクト講座)は口頭模試を3回利用可能
さらに詳細は下記の公式ページからご確認お願い致します。
新技術開発センター|スクーリングと直前模試を重視
新技術開発センターは、創立から40年以上にわたって蓄積されたノウハウに裏打ちされた信頼と実績が強みです。多種多様な教材(書籍、DVD)や通信講座(受験申込書・口頭試験対策特別講座など)のほか、スクーリング(通学)や対面セミナーがあることが特徴的です。
また、教育訓練給付制度の対象可否は、申込前に公式ページでご確認ください。
新技術開発センター(合格一直線コース)がおすすめな人
合格一直線コースは、筆記添削・スクーリング・直前模試を重視した講座です。
筆記試験の添削指導付きの模試や直接質問できる対面でのセミナーを受けたい方には新技術開発センター(合格一直線コース)がおすすめです。
合格一直線コースの講座以外にも多様な講座が用意されていたり、セミナーや模試が随時開催されていたりするので下記の公式ページからご確認お願い致します。
番外【UDEMY】低価格の入門講座
番外ですが、セール時に数千円で受講できることがある初心者向けスターター講座を紹介します。
世界最大級のオンライン学習プラットフォーム「UDEMY」で提供されている動画のみの技術士二次試験対策の講座です。
添削サービスやサポートもついていませんが、技術士とはなにか?から始まり受験申込書と一つ目の論文を書くための方法やテンプレートについて分かりやすく解説されています。
技術士二次試験についてこれから検討する方や企業内で講習やサポートを受けられる予定の方に最初のきっかけとしておすすめいたします。ご興味がある方は詳しくは下記の公式ページからご確認お願い致します。
まとめ
本記事では、主要な5社が提供する技術士二次試験講座について比較解説しました。
改めて内容を確認すると
結論:目的に合わせて選びましょう
- コスパとスマホ学習:スタディング
- Chatwork・Zoom相談:技術士Lock-On
- 添削・口頭模試の回数:SAT
- スクーリング・直前模試:新技術開発センター
- アガルート:2027年度版は販売時期調整中
そして、講座を選んだポイントは「①論文添削②口頭試験の対策③サポート体制」でした。
社会人になってもなお時間を捻出して技術士を目指すあなたは本当に素晴らしい。努力に見合った成果を得られることを心から応援しています。
講座を使うか迷っている方へ
独学と講座のどちらが必要かを、学習状況から判断する方法






