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技術士試験|合格のための最低限必要な参考書+役立つ書籍の紹介

技術士試験の合格のためには、学習のための最低限の参考書を利用する必要があります。その中で、効率的な学習を進めるためにはどの参考書が良いのか検討しているのではないでしょうか?

本日は、技術士の1次試験と2次試験に関して最低限必要な参考書学習に役立つ書籍を紹介いたします。
筆者の専門が機械部門なため機械や製造業をテーマととする書籍が多くなりますが、環境対応やDX、メタバース等のテーマは全部門で注目のテーマなのでどなたにも参考になるかと思います。

最低限必要な参考書

1次試験合格に必要な参考書

1次試験用の参考書としては基礎・適正科目で1冊、専門科目で1冊あれば十分です。

基礎・適正科目

この参考書は、技術士1次試験の基礎科目・適性科目に焦点を当て、コンパクトなサイズで頻出項目を丁寧に解説しています。

教科書的な説明の後に、確認問題と回答・解説がつづく構成になっています。テーマごとに重要な用語や公式を整理されているので余計な学習をしないですむように設計されています。
重要語句や問題の解答部分が赤字で書かれていて、付属の赤シートで隠せるので暗記チェックもできます。本のサイズもコンパクトなので移動時のスキマ時間を利用した学習などにも最適です。

技術士1次試験の基礎科目・適性科目向けの対策本はこの1冊で十分です。
また、この本に掲載された過去問の問題数だけでは物足りない場合は「過去問.COM」などを利用してみてください。

専門科目

技術士1次試験の専門科目については技術士試験対策を本業にしている企業が出版しているものを選定する。
建設部門は「ガチンコ技術士学園」、機械部門は「Net-P.E.Jp」の参考書をお勧めします。

いずれも過去問をベースにしているので無駄が無い内容になっており解説もわかりやすいです。
細かく言えば、答えを導出する過程の細部が省略されていたりするが「そこまで深く理解せずとも解答できるから良い」と割り切っているようである。実際、1次試験はマークシート択一方式で、35問の中から受験者が25問を選択する方式なので苦手な問題を切り捨てるのも効率的な合格戦略のひとつです。

二次試験用

技術士2次試験についても技術士試験対策を本業にしている企業が出版しているものを選定する。
1次試験と同様に、建設部門は「ガチンコ技術士学園」、機械部門は「Net-P.E.Jp」の参考書をお勧めします。

また、2次試験の学習は参考書1冊では不十分です。参考書の利用と併せて、過去問の分析や論文の添削、有料講座の活用を検討する必要があります。もちろん、参考書は学習の最初の1歩として有用ですので買うのであれば次のような優秀な参考書を選んで下さい。

参考書

過去問題集

過去問題の合格解答例を分析することは非常に重要です。いくつかの有料講座でも提供していますが単体で購入できるのは新技術開発センターの「解答事例集」と「復元解答集」です。いずれも約5,000円ですが、どちらかを選ぶなら実際に合格した論文がみれる「復元解答集」をお勧めします。
注意)必ず最新年版を買ってください。

学習に役立つ本

ここからは、筆者が「役に立った・買ってよかった」と思った書籍の紹介ですので流し見していただければ幸いです。

技術者倫理

知識

定番の雑誌ですね。できれば会社で購読してもらいましょう。
機械設計(プレゼント付定期購読) 日経ものづくり(定期購読で最大48OFF)
実際の設計はシリーズ全部おすすめ
やったことあるけどイマイチ言語化できない機能性評価で困ったら

論文作成

評価者目線での読みやすい文書について
定番の一冊ならこれ
課題設定の方法を腹落ちさせたい人へ

機械学習、AI

なんでもかんでも解決策にAIと書く前に読んでください

コアトレンド

EV車と電源構成だけじゃ足りない
結局なんなん。って一言で言えないから面白い
優秀すぎた日本の現場力。抱えた負債と明るい可能性
大事なテーマですのでいろんな角度から
大事なテーマですので広い視座で

番外

技術士は世の中をよくするために存在しています。
念のための名著

最後に

技術系最高峰の国家資格である技術士を目指す学習は簡単ではありません。

特に2次試験の合格率は約10%と高い難易度になっています。ですが、技術士になれば「収入UP」「信頼性UP」「能力UP」が期待できます。
終身雇用制が崩壊した現代では「個人の信頼性」が重要です。技術者として活躍するには技術士資格を目指すことが最適解のひとつだと筆者は考えています。

今回の記事があなたの学習の役に立てば幸いです。

本日は、技術士試験関して役立つ書籍を紹介しましたが、少しでも学習時間を減らしたい方には有料講座がおすすめです。こちらの記事でおすすめの有料講座を比較紹介しているのでご確認ください。

また、技術士を目指すためのロードマップ記事を作成しましたので良ければご覧ください。

ご精読ありがとうございました。