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技術系ブランドの最高峰「技術士」の学習方法は計画がすべて

この記事は約30分で読めます。
この記事はこんな悩みを解決します
  1. 技術士ってなに?
  2. 技術士試験について知りたい。
  3. 技術士になるための学習方法と計画を知りたい。

この記事では、まず「技術士になるとなにがいいのか」を説明し、その後「技術士試験に合格するための具体的方法」をご紹介します。

この記事を読むと、技術士試験に合格するまでを具体的にイメージできるようになります。

  1. 技術士について
    1. 技術士資格について
    2. 技術士の希少性
    3. 技術士の定義
    4. 資格取得にかかるコスト
      1. 取得難易度
      2. 学習時間
      3. 費用
        1. 一次試験受験&学習にかかる費用
        2. 二次試験受験&学習にかかる費用 ※独学の場合
        3. 二次試験受験&学習にかかる費用 ※通信講座を使用する場合
    5. 技術士になると得られること
      1. 知識獲得
      2. ロジカルライティング
      3. 収入
        1. 技術士の副収入
      4. 権威性
  2. 試験合格までの流れ
  3. 一次試験の学習
    1. 独学で可能か
    2. 試験内容
      1. 基礎科目の問題内容
      2. 適正科目の問題内容
      3. 専門科目の問題内容
    3. 合格基準
    4. 学習方法
  4. 二次試験申込書の学習
    1. 二次試験の受験資格
    2. 二次試験の申込書について
      1. 口頭試験ではどんな質問がされるのか
      2. 部門・選択科目・専門とする事項の選び方
        1. 部門の選択方法
        2. 選択科目の選択方法
        3. 専門とする事項の選択方法
      3. 業務経歴
      4. 業務内容の詳細
  5. 二次試験の学習
    1. 独学で可能か
    2. 合格基準
      1. 筆記試験の合格基準
      2. 口頭試験の合格基準
    3. コンピテンシーの確認
    4. キーワード学習
      1. キーワード学習とは
      2. 学習のポイント
      3. キーワードの抽出方法
    5. 論文学習
      1. 問題分析
        1. 過去問題を見てみる
        2. 過去の問題をまとめる
        3. 必須Ⅰの問題パターン
        4. 選択Ⅱ-1の問題パターン
        5. 選択Ⅱ-2の問題パターン
        6. 選択Ⅲの問題パターン
      2. 論文の書き方
        1. 必須Ⅰの書き方
        2. 選択Ⅱー1の書き方
        3. 選択Ⅱー2の書き方
        4. 選択Ⅲの書き方
        5. ポイントの解説
      3. 論文を添削する
        1. 添削を依頼する
          1. 通信講座の添削を使うときのコツ
          2. 知り合いの技術士やココナラで添削してもらうときのコツ
        2. 自己添削する
    6. 口頭試験対策
      1. コンピテンシーの確認
      2. 再現論文の作成
      3. 想定質問への回答作成
      4. 模試試験
  6. 計画を立てる
    1. やることを整理する
      1. 参考書の用意と一読
      2. 白書等の資料閲覧
      3. 過去問のまとめ
      4. キーワード学習
      5. 実務経験証明書の作成
      6. 論文作成と添削
      7. 論文骨子のみ作成で訓練
      8. 論文作成&添削(手書き×時間制限付)
      9. 白書等の資料閲覧(再)
      10. 筆記試験後の再現論文の作成
      11. 口頭試験の想定質問への回答作成
      12. 口頭試験の模試試験
    2. スケジュールに落とし込む
      1. とにかくスケジュールに入れる
      2. 計画を修正する
    3. 通信講座の利用がお勧めな方

技術士について

まずは、技術士とは何かについて整理しましょう。

技術士資格について

技術士は、文部科学省が管轄する国家資格です。

弁護士、医師、弁理士、会計士と一緒に「5大国家資格」の一つでもあります。

技術系の資格としては最高峰の資格とみなされています。

技術士は、名称独占資格であり、資格取得により技術士を名乗ることを許されます。

弁護士、医師、弁理士、会計士はそれぞれ独占業務がありますが、技術士にはありません。

技術士の希少性

技術士の人数は技術者全体に対して約4%程度です。さらに、機械系に絞ると約1.2%しかいません。

当然、技術者全員が技術士を目指すわけではありませんが、技術士の希少性は非常に高いといえます。

技術士数約10万人2022年技術士会資料より
技術者数約260万人2020年総務省国勢調査より
技術士の割合約4%
技術士の割合
技術士数(機械部門)約5千人2022年技術士会資料より
機械系技術者数約40万人2020年総務省国勢調査より
技術士の割合約1.2%
技術士の割合(機械部門)

機械系技術者であれば100人に1人の技術士という希少性とブランド力は魅力的ですね。

技術士の定義

技術士の定義は以下になります。

技術士法第32条第1項の登録を受け、技術士の名称を用いて、 科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、 設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者

技術士会

すごく簡単に言い換えると、国が認めた科学技術のスペシャリストということですね。

資格取得にかかるコスト

次に資格取得に必要なコストを見てみましょう。

取得難易度

難易度は医師免許ほどではないですが難関な資格です。

偏差値難易度資格名称
77超難関公認会計士
75超難関弁理士
75超難関司法試験予備試験
74超難関医師
70難関技術士
69難関英検(実用英語技能検定) 1級
69難関漢検(日本漢字能力検定) 1級
67難関中小企業診断士
資格の取り方

技術士の試験合格率は、一次試験は35~50%、二次試験は5~15%です。

学習時間

必要な学習時間の目安は以下です。

一次試験100時間
二次試験500時間

ただし、個人差や勉強方法による差が大きいのであまり気にしないで良いと思います。

本記事で合格に必要な知識を学び、自分にあった方法で計画を立てましょう。

費用

受験代や学習に必要な教材等の費用を確認しましょう。

独学の場合通信講座を使う場合
一次試験約20,000円約20,000円(通信講座は必要ない)
二次試験約60,000円約70,000~120,000円
合計約80,000円約90,000円~140,000円

二次試験で独学と通信講座を使う場合の差は約10,000~50,000円程度ですね。

内訳は以下の通りです。

一次試験受験&学習にかかる費用
一次試験受験代11,000円
参考書6,000円基礎・適正用1冊、専門用1冊の2冊
合計約20,000円
一次試験受験学習コスト
二次試験受験&学習にかかる費用 ※独学の場合
一次試験受験代14,000円
参考書5,000円論文書き方の本1冊、試験対策本1冊の2冊
復元論文集5,000円上記の参考書にも論文例は載っているが、もっと見たければ購入する。
例えば)新技術開発センターの参考論文集1冊
添削24,000円1回3,000円×8回分(最低8回は必要と思います)
口頭試験模試10,000円1回分
合計約60,000円
二次試験受験学習コスト(独学)
二次試験受験&学習にかかる費用 ※通信講座を使用する場合
一次試験受験代14,000円
通信講座50,000円~100,000円
合計約70,000円~120,000円
二次試験受験学習コスト(通信講座)
おすすめの通信講座の価格と内容を確認する

技術士になると得られること

技術士になると得られることを整理しましょう。

知識獲得

技術士になると得られることは大量の知識です。(正確には学習の過程で得られる知識)

具体的には、以下のようなことがグッと解像度高く分かるようになります。

  • 社会課題について知っていますか
    • Industry4.0の本当のところを説明できますか?Society5.0との違いは?
    • 人手不足っていうけど本当ですか?
  • モノづくり白書って読んだことありますか
    • DXって進んでいるの?
    • PLMってなに?必要なの?
  • 今日の仕事は世界をどのようによくしているのか
    • 環境にいい設計ってどうやるの?

技術士は、自身の専門技術で世界をよりよくすることが使命です。

技術士の学習では、受験者が持つ技術をより広い範囲で使うための方法を身に着けられます。

ロジカルライティング

ロジカルシンキング及びロジカルライティングも学習の過程で鍛えられる一つです。

試験論文で最も気を付けなければいけないことは「文章の論理性」です。論理が破綻している論文はすべて不合格となるのが技術士試験です。

なので、試験に合格した技術士はロジカルライティングを獲得できるといえます。

収入

技術士の平均年収は以下の通りになります。

技術士平均660万円
日本人平均440万円
2019年賃金構造基本統計調査より

技術士の年齢層は比較的高いので単純比較は難しいですが、技術士の収入は比較的高めのようです。

但し、そもそも大手企業に所属していてさらに技術士を取得したケースも多いと予想できます。

技術士をとるだけで収入が増えるわけではないので盲目的にならないように注意しましょう。

まずは資格手当等が自身の勤め先にあるか確認してみてください。

技術士の副収入

では、副業などで収入アップは期待できるのでしょうか?

個人的には、下記の順番で副収入を増やしていくのがおすすめです。

  1. 技術士試験の指導の副業(論文添削等で1件数千円~)
  2. ライティングの副業(専門×ライティングで高文字単価が狙える)
  3. コンサルティングや業務受託の副業
  4. 独立開業

権威性

技術士の知名度があまり高くないのは残念ですが、5大国家資格の一つであることは間違いありません。

国が認めたスペシャリストである「技術士」には高い権威性が期待できます。

人生100年時代はとっくに始まっています。

今すぐ、独立するつもりのない方もいつかは企業の肩書がなくなります。

60歳以降、やりたいことをやるための技術士取得というのもいいですね。

試験合格までの流れ

技術士試験は一次試験申し込みから二次試験口頭試験終了まで1年半の長期戦です。

ここからは試験の学習方法の解説になります。

全体を通してやらなきゃいけないことを把握してから計画を学習計画を立てましょう。

一次試験の学習

一次試験概要

申込日6月中~末
試験日11月末
合否発表日2月末
試験内容択一方式(マークシート)
受験資格無し
一次試験概要

JABEEが認定したプログラムの修了者は、一次試験を免除されます。大学等で修了しているかもしれませんので確認をしてみてください。

独学で可能か

一次試験に関しては独学で十分合格可能です。

試験内容

一次試験は、基礎科目、適性科目、専門科目の3科目にわかれておりすべてマークシート択一方式です。

問題数時間合格基準
基礎科目15問
(30問から15問を選択)
1時間8問以上正解
適正科目15問1時間8問以上正解
専門科目25問
(35問から25問を選択)
2時間13問以上正解

基礎科目の問題内容

基礎科目は下記の5分野から各6問、計30問出題されます。

各分野から3問ずつ選択し計15問回答します。

設計・計画設計理論、システム設計、品質管理について
情報・論理アルゴリズム、情報ネットワークについて
解析力学、電磁気学について
材料・化学・バイオ材料特性、バイオテクノロジーについて
環境・エネルギー・技術環境、エネルギー、技術史について

例年通りであれば、多くは過去問の類似問題が出題されます。

選択式なので、苦手な問題はスルーしても十分合格ライン(15問中8問合格)を狙えます。

適正科目の問題内容

適正科目は、下記に関する問題が15問出題されます。

技術士の義務信用失墜行為の禁止、秘密保持義務、名称表示の場合の義務
技術士の責務公益確保の責務、資質向上の責務

シンプルに過去問の暗記で対応します

専門科目の問題内容

専門科目では、下記の20部門の中から受験申込時に選択した部門についての知識が問われます。

問題のレベルは理系学部の各専門課程修了程度です。

35問出題され、その中から25問選択し回答します。

機械部門船舶・海洋部門航空・宇宙部門電気電子部門
化学部門繊維部門金属部門資源工学部門
建設部門上下水道部門衛生工学部門農業部門
森林部門水産部門経営工学部門情報工学部門
応用理学部門生物工学部門環境部門原子力・放射線部門

合格基準

基礎科目、適性科目、専門科目の3科目において、それぞれ50%以上の正解のこと。

全体で○○%以上正解などの基準はありません。

学習方法

一次試験の学習方法は参考書と過去問の繰り返しです。

  1. 参考書は基礎科目・適性科目で1冊、専門で1冊の計2冊を最低2週はしましょう。(おすすめの書籍
  2. 基礎科目と適性科目については過去問.comの利用が効率的です。

合格基準は50%です。

理解しながら進めるのが望ましいですが、どうしてもわからない所は暗記に頼りましょう。

とにかく何度も解くことがポイントです。

二次試験申込書の学習

ここからは二次試験についてです。

技術士試験に関してはここからが本番です。頑張りましょう。

二次試験の受験資格

二次試験には受験資格があります。以下のうち一つを満たす必要があります。

  •  技術士補として登録後、指導技術士の下での4年以上の実務経験
  •  修習技術者となってから、職務上の監督者の下で4年以上の実務経験
  •  7年以上の実務経験(修習技術者となる前の経験も含む)

二次試験の申込書について

申込書に記載した内容は口頭試験の質疑応答の主な材料になります。

申込書は、口頭試験での質疑応答を考慮した書き方で作成する必要があります。

口頭試験ではマネジメント、リーダーシップ等のコンピテンシーが評価されます。これらのコンピテンシーが評価される申込書の作成方法を確認しましょう。

コンピテンシーの内容の確認はこちら

口頭試験ではどんな質問がされるのか

では、どんな質問があるのでしょうか。質問例の一部を見てみましょう。

  • あなたの経歴を業務の詳細とあわせて3分程度で説明して下さい
  • 技術士の受験の動機は何ですか?
  • 技術士を取得した場合、仕事に役立ちますか?
  • 経歴の上から〇つ目に関して、マネジメント面での工夫点を説明して下さい。
  • 経歴の上から〇つ目に関して、どこにポイントをおいてマネジメントを行いましたか?
  • 経歴の上から〇つ目に関して、外部とのマネジメント面を説明して下さい。
  • 技術士の定義を述べて下さい。
  • 現在担当している主業務はどのようなものですか?
  • 信用失墜行為の禁止とは具体的にどういうことか、例を挙げて説明してください。
  • CPDという言葉は知っていますか? 簡単に説明して下さい。
  • 技術士になればCPDは何時間くらいすればよいかわかりますか?

近年はマネジメントにかかわる質問が多いようですね。これらの問題を想定して申込書を作成しましょう。

部門・選択科目・専門とする事項の選び方

部門の選択方法

二次試験と一次試験の部門が同じである必要はありません。技術士登録時の部門は二次試験合格時の部門になります。

もし、複数の部門にまたがる経歴を持っている方は。今後必要になる部門を選択しましょう。

選択科目の選択方法

部門と同様で複数の科目にまたがっている方は今後必要になる科目を選択しましょう。

または、過去問を確認して回答を作りやすいほうを選択してください。

専門とする事項の選択方法

「専門とする事項」は以下の点について注意が必要です。

  • 範囲の広い表現で書くと口頭試験での質問が想定しづらくなる。
  • 業務内容の詳細では専門とする事項を踏まえた内容にする必要がある。

専門とする事項に「設計」のように広い範囲を示す言葉で書くと、製造物・構造物すべての設計に対する質問が来る可能性があります。

「流体機器の設計」や「産業機械」のように自分の得意な範囲を具体的に書くようにしましょう。

転職等により特定の範囲を専門とする事項にすると必要な経歴年数が足りなくなったり、書きたい業務内容の詳細とのずれが生じたりする場合は「設計工学」や「機械設計」にします。

口頭試験での質問が想定しずらくはなりますが、実務経歴と申込書の内容にズレがないことが前提です。

業務経歴

これまでのあなたの業務の経歴を棚卸ししてみましょう。

そこから4年もしくは7年分の業務を記載します。

注意点としては、記載できる経歴は自身の部門の技術士の業務のみです。

また、成長がアピールできるように順番に書いてください。

技術士の業務とは

技術士は、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価またはこれらに関する指導の業務を担います。

技術士法

業務内容の詳細

業務経歴の中から必つ選択し小論文(720字以内)を作成します。

内容は「目的」、「立場と役割」、「技術的内容及び課題」、「技術的成果」の4項目にしたがって書きましょう。

注意点
・受験申込書に記入した「専門とする事項」を踏まえる
・出来事を作文する場ではありません。4項目にしたがって小論文の形で書きましょう。

実務経験証明書の書き方の確認はこちら

二次試験の学習

独学で可能か

可能ですが、過去問復元論文集の購入や最低限の論文添削費用は必須と考えましょう。

技術士試験は簡単な試験ではありませんが、ポイントさえ抑えれば攻略可能です。

本記事では独学でも合格できるようにポイントを抑えて解説します。

但し、学習時間を短縮したいなら通信教材を選択すべきです。

独学と費用の差はこちらから確認ください

通信教材を検討する方はこちらから

合格基準

筆記試験の合格基準

必須Ⅰの方が若干配点が高いですね。 選択科目はⅡとⅢの合算で60%超えればいいんだね。
試験科目配点合格基準試験時間論文枚数
必須Ⅰ40点60%以上の得点2時間600字×3枚
選択Ⅱ30点60%以上の得点3時間30分600字×3枚
選択Ⅲ30点600字×3枚

口頭試験の合格基準

評価コンピテンシー配点合格基準試験時間
コミュニケーション、リーダーシップ30点60%以上の得点約20-25分
評価、マネジメント30点60%以上の得点
技術者倫理20点60%以上の得点
継続研さん20点60%以上の得点

約20分で6つのコンピテンシーに関する質問がされます。分からない質問に時間をかけないようにしましょう。

コンピテンシーの確認

技術士試験は受験者が8つのコンピテンシーを有しているかを確認する試験です。

  • 専門的学識
  • 問題解決能力
  • マネジメント
  • 評価
  • コミュニケーション
  • リーダーシップ
  • 技術者倫理
  • 継続研鑽

コンピテンシーの詳細と各試験との対応を確認する。関連記事

キーワード学習

キーワード学習とは

キーワード学習とは、技術士試験の勉強法の一つです。
過去問題や関連資料から抽出したキーワードに対して概要・長所短所などをまとめます。
目的は知識の増強と整理です。

学習のポイント

キーワード学習のポイントは、やり過ぎないことです。

技術士試験の問題を解けるようになることが目的です。

わからないことが出たらその時に調べれば問題ありません。

機械部門/製造業の方であればまずは過去問題とモノづくり白書のみにしましょう。
できるだけ論文学習に時間を使えるようにしましょう

キーワード数を最低いくつやればいいかは個人差が大きいのでわかりません。

まずは過去問(5年分)と最新のモノづくり白書についてやることをおすすめします。

あくまで勉強法の一つです。やりたくなければさっさと論文学習に挑んでみましょう。

キーワードの抽出方法

キーワードの抽出先は下記の資料から始めましょう。

  • ◎過去問題(過去5年分)
  • ◎ものづくり白書(製造基盤白書)
  • ◎DX白書
  • ◎エネルギー白書
  • 〇環境・循環型社会・生物多様性白書
  • △科学技術・イノベーション白書
  • △高齢社会白書
  • △防災白書

キーワードリストのサンプル(機械部門/機械設計)はこちら

下記のようにキーワード集を共有してくれている方もいるので利用させてもらいましょう。

論文学習

技術士二次試験は論文学習がメインです。

大変ですが一つ一つ確認しましょう。

問題分析

過去問題を見てみる

まずは問題と解答例を見てみましょう。

機械部門の論文例のページ

さらに回答例を見たい方は、新技術開発センターの全回答事例集やA判定復元論文集を購入しましょう

詳細はこちら
通信講座「技術士ロックオン」なら過去問の復元論文が見れるよ
過去の問題をまとめる

過去問題の出題テーマは必ずまとめましょう。

出題傾向や重要キーワードを確認して敵を知りましょう

機械部門/機械設計の過去問題のテーマ一覧はこちら

必須Ⅰの問題パターン

必須Ⅰは2問から1問を選択し回答します。

問題のテーマは選択した部門にかかわる課題や社会課題から出されます。

主な設問のパターンは以下の通りです。

設問1多面的な課題を複数抽出する
設問2最重要課題の選択と複数の解決方法の提案
設問3解決策を実行したうえで新たに生じうるリスクとそれへの対策
解決策を実行したうえで得られる効果とその波及効果と新たに生じる懸念事項への対応策
設問4技術者としての倫理、社会持続性の観点から必要となる要件、留意点
選択Ⅱ-1の問題パターン

選択Ⅱ-1は4問から1問を選択し回答します。

選択科目にかかわる項目から出題されます。

問題のパターンの例をいくつか下記の挙げます。

  • ○○について異なる原理に基づく手法を2つ挙げ、それぞれの原理と特徴を述べよ。
  • ○○の代表的な方法を2つ挙げ、それぞれ具体的な方法と~の特性に及ぼす影響を述べよ。
  • ○○の概要を述べ、~を防止するための設計上の方策について、具体的な例を挙げて説明せよ。
選択Ⅱ-2の問題パターン

選択Ⅱ-2は2問から1問を選択し回答します。

選択科目にかかわるテーマから出題され、開発や調査の責任者としての回答を求められます。

よくある設問のパターンは以下の通りです。

設問1調査、検討すべき事項とその内容について説明せよ。
設問2検討を進める業務手順について、留意すべき点、工夫を要する点を含めて述べよ。
設問3業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

選択Ⅱ-2は変則的なパターンもあるので過去問を知らべておきましょう。

(機械部門/機械設計の過去問題のテーマ一覧はこちら

選択Ⅲの問題パターン

必須Ⅲは2問から1問を選択し回答します。

問題のテーマは選択した選択科目にかかわる課題や社会課題から出されます。

必須Ⅰとは専門性の深さが異なります。「選択科目」や「専門とする事項」を踏まえた回答が求められます。

主な設問のパターンは以下の通りです。

設問1多面的な課題を複数抽出する
設問2最重要課題の選択と複数の解決方法の提案
設問3解決策を実行したうえで新たに生じうるリスクとそれへの対策
解決策を実行したうえで得られる効果とその波及効果と新たに生じる懸念事項への対応策

論文の書き方

必須Ⅰの書き方

選択Ⅰでは、専門的学識、問題解決、評価、コミュニケーション、技術者倫理のコンピテンシーを評価されます。

  • 専門的学識とは「専門知識を理解し応用すること」です。
  • 問題解決とは「複雑な問題を整理し複数の解決策を提案すること」です。
  • 評価とは「結果の効果と懸念点等を分析し、フィードバックすること」です。
  • コミュニケーションとは「文章がわかりやすいこと」です。
  • 技術者倫理とは「技術士としてあるべき姿」であり、技術士倫理綱領の内容をさします。

ポイントは課題設定です。題意にあった課題を抽出できるようにしましょう

必須Ⅰでは、論文3枚1800文字を120分で書き上げる必要があります。

1800文字を書く時間は約85分程度です。

つまり、残りの35分で回答構成をしないといけませんね。

必須Ⅰが不合格ならそこで試合終了です。

最初の35分で何をするかをマスターしましょう

論文例はこちら

選択Ⅱー1の書き方

選択Ⅱ-1では専門的学識のコンピテンシーを評価されます。

  • 専門的学識とは「専門知識を理解し応用すること」です。

基本的には問題の通りに素直に回答すれば問題ありません。

文章の書き方のコツとしてはホールパート法を使うことをお勧めします。
ホールパート法は、相手に伝えたい結論(Whole)を最初に提示し、それについての詳細(Part)を説明、最後にもう一度最終結論(Whole)に戻って話を締めくくるという手法です。

選択科目論文の詳しい書き方はこちら

論文例はこちら

選択Ⅱー2の書き方

選択Ⅱ-2では、専門的学識、マネジメント、リーダーシップ、コミュニケーションのコンピテンシーを評価されます。

  • 専門的学識とは「専門知識を理解し応用すること」です。
  • マネジメントとは「資源を配分すること」です。
  • リーダーシップとは「利害関係の調整」です。
  • コミュニケーションとは「文章がわかりやすいこと」です。

選択Ⅱ-2は問題のテーマに応じて監理者や責任者になりきるロールプレイング論文です

選択科目論文の詳しい書き方はこちら

論文例はこちら

選択Ⅲの書き方

選択Ⅲでは、専門的学識、問題解決、評価、コミュニケーションのコンピテンシーを評価されます。

  • 専門的学識とは「専門知識を理解し応用すること」です。
  • 問題解決とは「複雑な問題を整理し複数の解決策を提案すること」です。
  • 評価とは「結果の効果と懸念点等を分析し、フィードバックすること」です。
  • コミュニケーションとは「文章がわかりやすいこと」です。

最大のポイントは専門性の深さです。必須Ⅰとの差を出し自身の専門性を強く表現しましょう

選択Ⅲでは、論文3枚1800文字を110分程度で書き上げる必要があります。

必須Ⅰよりさらに忙しいですね。

内容に注力できる論文の型をマスターしよう

論文例はこちら

ポイントの解説

論文問題には抑えるべきポイントがいくつもあり大変ですね。

最低限抑えるべき以下のポイントについて関連記事でまとめたのでチェックしてみてください。

  • 課題について
  • 解決策について
  • 共通するリスク・懸案について
  • 必須Ⅰの要件について
  • 専門性について(必須と選択科目の違い)

論文を添削する

添削は必ず受けましょう。

特に初学者の方は下記のような間違いが多く自身ではなかなか気づけません。

  • 技術士試験に合格する論文と、学術論文は違う。
    • 論文作成に慣れた方が学術論文を書いて何度も不合格になっています。技術士試験では技術士試験に求められる論文を書く必要があります。
  • 必須科目と選択科目Ⅲの区別ができない。
    • 必須Ⅰと選択Ⅲで同じような論文を書いてしまう。または違いが判らない。
  • 本質的問題を解決する試験ではありません、題意に答える論文を書きましょう。
    • 技術士試験の論文は問題を解決する必要はありません。題意に沿って自身のコンピテンシーを表現するための論文です。

あれこれ考えずに論文を書き上げることができたら添削受けてみましょう。

添削を依頼する
通信講座の添削を使うときのコツ

通信講座の添削は指導のプロが行います。普通の技術士の添削よりも厳しく的確な指摘をもらえます。

通信講座の添削を受けれる方は最初と最後に使うなど、ある程度時間をあけて使いましょう。

一度目の添削後すぐに添削をしても同じような内容を指摘されるだけになります。

添削の指摘内容は論文を何本か書く中で身についていきます。

ある程度のレベルアップを自身で感じてから添削を受けるようにしましょう。

一つの論文を完璧にするまで何度も添削を受けるのあまり効果がないよ。

修正論文の再添削は効果は小さいので無料じゃなければ止めましょう。

知り合いの技術士やココナラで添削してもらうときのコツ

先輩技術士等に添削を依頼する場合は下記のことに留意しましょう

  • 自分の専門と近い方を探しましょう。
  • できれば複数の方に添削をお願いする。
    • 指導のプロじゃないので指摘内容に偏りがあります。
  • 文体ばかり指摘する方は避ける
    • 題意との整合性など自己添削では気づきづらい部分を見てくれる方を選びましょう。
  • 視点の違う複数の意見を取り入れた結果、軸のずれた論文にならないように気を付ける。
    • 設問1と2はA技術士の視点、設問3以降はB技術士の視点の意見を取り入れた結果、論文全体の軸がズレてしまう。
自己添削する

添削の依頼を何度かしたら自己添削もできるようにしていきましょう。

自己添削ができるということは試験官が何を見ているかを理解することです。

試験官の視点を理解できるとグッと論文のクオリティが安定しますよ

自己添削のポイントはこちらの記事で詳しく説明しています。

口頭試験対策

コンピテンシーの確認

技術士試験は受験者が8つのコンピテンシーを有しているかを確認する試験です。

くどいようですが大切なので何度でも確認しましょう。

コンピテンシーの詳細と各試験との対応を確認する

再現論文の作成

近年はまれのようですが、口頭試験では筆記試験の回答内容に対する質問がされる可能性があります。

口頭試験準備のために筆記試験後は記憶があたらしいうちに回答再現論文を作成しておきましょう。

やり忘れると二度と思い出せないこともあります。

少なくとも骨子だけでも作っておきましょう。

想定質問への回答作成

具体的な質問内容は受験者により様々ですが、規定のコンピテンシーを確認するための一部の質問は想定可能です。

想定可能な質問に対しては回答を事前に用意しましょう。

想定質問集の例や口頭試験の詳細を確認する

模試試験

口頭試験の模試は一度だけでいいのでやりましょう。

口頭試験の合格率は70%以上ですが、もし不合格なら筆記試験からやり直しです。

後悔しないように準備しましょう。

口頭試験の模試は下記の方法で依頼できます。

  • ココナラ等で口頭試験の模試のみ対応してくれるサービスを探す
  • 通信講座を利用する
通信講座を利用するなら、アガルート(フル)や技術士ロックオンでオンライン模試が可能です。

計画を立てる

一次試験に関しては参考書と過去問の繰り返しですので省略いたします。

一次試験の学習法を確認する。

やることを整理する

二次試験に関しては以下の順で進めていきます。

1参考書の用意と一読8論文作成&添削
(手書き×時間制限付)
2白書等の資料閲覧9白書等の資料閲覧(再)
3過去問のまとめ10<試験当日>
4キーワード学習11再現論文の作成
5実務経験証明書の作成12<少し休息>
6論文作成と添削13想定質問への回答作成
7論文骨子のみ作成で訓練14模試試験

やることは多いですがひとつひとつ解説するので着実に進めていきましょう。

参考書の用意と一読

まず、参考書と過去問集を用意し一読します。

試験の難易度や全体像をつかみましょう。

参考書と過去問集のお勧めはこちら

白書等の資料閲覧

まず、関連資料を読み漁りましょう。

機械部門であれば下記の4点を一度読んでみましょう。

なじみのない方は完読するだけでも大変でしょう。

わからない所は読み飛ばしてもいいので国家資格である技術士として認識すべき範囲の広さを認識しましょう。

  • ものづくり白書(製造基盤白書)
  • DX白書
  • エネルギー白書
  • 環境・循環型社会・生物多様性白書

学習を進めた先でこれらの資料の情報が知りたくなります。その時に読み返せるように読みましょう。

過去問のまとめ

過去問題を過去5年分程度まとめます。

以下の視点で見てみましょう

  • 問題の傾向
  • 何度も出てくる重要テーマ
  • 解けそうな問題と苦手そうな問題の分類

論文学習では苦手そうテーマを中心に学習しましょう。

機械部門・機械設計の過去問はこちらの記事で一覧にしてあります。良ければご参考にしてください

キーワード学習

キーワード集を作成します。

過去問題の5年分とものづくり白書(製造基盤白書)を参照しキーワードを抽出します。

わからない単語や何度も出てくる重要な単語を抽出しましょう。

機械部門・機械設計のキーワード学習の詳細はこちらの記事にあります。良ければご参考にしてください

実務経験証明書の作成

実務経験証明書を作成しましょう。

書き方はこちら

論文作成と添削

いよいよ論文作成です。下記の順番で論文を作成し、書き上げることができたら添削依頼しましょう。

  1. 選択Ⅱ-1 600字論文
  2. 選択Ⅱ‐2 1200字論文
  3. 必須Ⅰ 1800字論文
  4. 選択Ⅲ 1800字論文
各詳細はこちらの記事をご覧ください。
  • 選択(Ⅱ-1、Ⅱ‐2、Ⅲ)の論文の書き方はこちら
  • 必須Ⅰの論文の書き方はこちら
  • 論文のポイントはこちら
  • 論文添削サービスを探すならココナラ
  • 論文添削ができる通信講座を探すならこちら

論文骨子のみ作成で訓練

論文を完成させられるようになったら、骨子のみの練習法に切り替えましょう。

全文を書くと時間がかかります。骨子のみにして出来るだけ沢山の課題に挑みましょう。

  • 選択(Ⅱ-1、Ⅱ‐2、Ⅲ)の骨子学習法はこちら
  • 必須Ⅰの論文の骨子学習法はこちら

論文作成&添削(手書き×時間制限付)

次に、制限時間内に手書きで論文を完成させられるように訓練します。

学習にまとまった時間の確保が必要なので計画的に行えるかどうかがポイントですね。

時間配分の目安などは下記の記事にあります
  • 選択(Ⅱ-1、Ⅱ‐2、Ⅲ)の論文の書き方はこちら
  • 必須Ⅰの論文の書き方はこちら

白書等の資料閲覧(再)

筆記試験の直前は改めて白書等の資料やキーワード集を読み返しましょう。

まとまった時間が取れるときは論文作成に使い、

隙間時間は資料やキーワード集を閲覧できるように準備しましょう

キーワード集についてはAnkilotのようなサービスを利用するのも良いですね

筆記試験後の再現論文の作成

口頭試験準備のために筆記試験後は記憶があたらしいうちに回答再現論文を作成しておきましょう。

口頭試験の想定質問への回答作成

口頭試験の準備は想定質問への回答作成から始めましょう。

  • 想定質問集などの口頭試験対策の詳細はこちら

口頭試験の模試試験

想定質問への回答が準備ができたら模試を一度は受けましょう。

  • 口頭試験対策の詳細はこちら
  • 口頭試験のオンライン模試サービスを探すならココナラ
  • 口頭試験のオンライン模試ができる通信講座を探すならこちら

スケジュールに落とし込む

とにかくスケジュールに入れる

学習計画を作りましょう。

簡単な形式でいいので具体的に予定に入れましょう。

<サンプル>欲しい方はExcelデータを差し上げます。問い合わせからご連絡ください。

つたない計画でもないよりはあったほうがいいというのが私の考えです。

計画を修正する

計画は随時更新しましょう。

計画通りいかなかったとしてもそれは失敗ではありません。

チャレンジングなことをしているのですから計画の修正は必ず発生します。

何度でも立て直しましょう。

通信講座の利用がお勧めな方

以下の方には通信講座をお勧めします。

  • まとまった時間が確保できない、少しでも学習時間を削減したい。
  • モチベーションの維持が心配。
  • 自分で一個一個調べたくない。

通信講座を使えば、

  • 参考書を読む代わりに隙間時間に動画で学習が可能です。
  • キーワード集を自作する手間はなくなります。
    • それでも白書等資料は一度は読むべきでしょう
  • フォローサービスによりモチベーションの維持が期待できます。

独学と通信講座のコスト差は多くて50,000円程度です。(詳細はこちら

上記の効果に50,000円以上払う価値があると思う方は通信講座をご検討ください。

正直言ってよほど独学に自信がある方以外は通信講座の利用をお勧めします。

学習に無駄が少なくなる等の利点もありますしね。

おすすめの通信講座はこちら
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