本連載記事では、約6カ月の勉強期間で、技術士2次試験(筆記)に合格するためにやるべきことをまとめています。

本日は、第9&10ステップ「骨子練習と解答ネタ整理」について解説いたします。
このステップは、技術士2次試験(筆記)対策の最重要ステップになります。ここでの解答ネタの充実度が合否に大きく関わることになります。丁寧に解説しますので、ゆっくりとお読みいただければと思います。
注)本連載では、2次試験の中の論文対策のみについて触れています。「試験申込書の作成方法」や「口頭試験対策」、「試験対策講座の比較」についても別記事で解説していますのでよろしければご参考にしてください。
「骨子練習と解答ネタ整理」の流れ
骨子練習に関しては、「論文作成(選択Ⅱ)」、「論文作成(選択Ⅲ)」、「論文作成(必須Ⅰ)」での骨子表の例を参考にしてください。論文全文は書かずに骨子表のみを埋めていきましょう。
本記事では、解答ネタの整理について説明します。
解答ネタ整理
骨子練習法によって選定した3テーマについて解答ネタが容易できたらまとめて整理一覧化します。目的は、用意した解答パターンやネタを使いこなせるようになること。さらに、解答ネタを高度化させることです。一覧化して整理することで他の問題やテーマにも使えないか検討します。
選定したテーマの再掲

解答ネタの一覧表作成
体裁はどんな形でも構いませんので、下表のような項目で解答ネタをまとめましょう。

上は必須Ⅰ/選択3についてまとめたものです。
まとめてみると、他のテーマでの解答ネタが他の問題でも解答として使えることが分かっていきます。上の表では青と赤の網掛け部分がそれぞれ同じ解決策になっています。このように複数の問題テーマに対して回答として使える解答ネタを準備していくことがここでのポイントです。
同様に選択Ⅱ-2についても代表的な設問の形式で一覧表をまとめましょう。

参考)こちらのUDEMYの動画講座でもわかりやすく解説されているのでよければご覧ください。
解答ネタが足りない場合について
対策しなければいけないテーマや問題について解答ネタが準備できない場合はどうしましょう。解答ネタを自身の業務の中で応えられればベストですが、なかなか用意しきれないのが普通です。
そんなときは、調べて「なんにでも使えそうな例」を用意しておきましょう。国や産学連携などで進められているテーマなどはある程度情報公開されているので調べればかなり詳しく調べることが可能です。
たとえば、上表にも掲載していますが「洋上風力(浮体式)発電」などは機械部門をはじめとした製造業系の部門で使える例のひとつです。
「洋上風力(浮体式)発電」は、エネルギー安全保障の観点で国の重要施策となっています。導入推進の課題として保守や供給に関する問題が挙げられているのでそれに対する解答を検討すれば解答ネタが準備できるでしょう。
こういったテーマ・問題への準備が技術士2次試験論文対策の最重要作業です。テーマ・問題に対して無理やり自身の経験を結びつける必要はありません。
最後に|次ステップ「全文作成」 と「手書き練習」と併せてブラッシュアップを繰り返す
本日は、骨子練習と解答ネタ整理について解説しました。
このあたりまで学習が進んで来ると最初に選定した予想問題以外にも準備しておくべきテーマが思いついてくると思います。随時「解答ネタの一覧表」に追加しながらどんな問題にも対応できるように準備していきましょう。
それでは、最後の第4段階|全文作成と手書き練習に進んでいきましょう。