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技術士2次試験講座比較|全11種から合格できる講座を選ぶ

忙しい中で技術士を目指すあなたは試験勉強を効果的に行うために試験対策講座を検討しているのではないでしょうか。様々な講座があるのでどれを選んだら良いか悩みますよね。

講座の選び方のポイントは「①論文添削②口頭試験の対策③サポート体制」です。詳細は本文で解説していきますが、ポイントを押さえてあなたの勉強計画にあった講座を選ぶことで試験の合格がぐっと現実に近づきます。

本記事では、主要な5社が提供する技術士2次試験講座11種について比較し、あなたにあった講座を見つける手伝いをさせていただきます。

記事の結論「おすすめの講座はこの順番です」
  1. バランスとコスパに優れた「スタディング(添削・質問カード付)69,300円」
  2. 10万円で最も充実した「技術士ロックオン77,000円+添削4回22,000円=99,000円」
  3. 合格特典狙いなら全部入りで最強「アガルート合格カリキュラム/フル 107,800円」合格特典は全額返金+お祝い金30,000円
  4. さらに充実した添削回数や口頭模試が付いた「SAT(パーフェクト講座) 141,680円」
  5. 筆記に特化し模試まで付いた「新技術開発センター(パーフェクトフル) 188,000円」

主要な技術士2次試験講座の比較表

まずは、主要な5社が提供する11種の講座の比較表を見てみましょう。

技術士講座【一般部門】の比較表

技術士講座【総監部門】の比較表

※5社を選定した条件は次の3点です。①一般21部門及び総監部門に対応している②価格がオープンである③高い実績がある

ここからは、上記ような結論に至った講座を選ぶ際の重要なポイントについて解説します。

技術士2次試験講座の選定ポイント3つ

技術士2次試験講座を選ぶ際の重要なポイントは次の3点です。

  • 論文添削が含まれているか
  • 口頭試験の対策が含まれているか
  • サポート体制はどうなっているか

ポイント①論文添削

技術士2次試験の勉強の過程で、プロの講師による論文添削を少なくとも一度は受けるべきです。
理由は、技術士試験の論文の採点基準が明確でなく、毎年難易度が変わるからです。このため、毎年の実績を重ね研究している企業が提供する講座でプロの講師の添削を受けることが重要です。講座は添削の品質を一定にするために研究結果を反映した採点基準を設定しているので添削を受けることで論文の合格ラインをイメージできるようになります。

このように、プロの講師による添削を受けることで確実に合格に近づくことができます。

(参考としてスタディング技術士講座の添削資料のイメージはこちらの記事で紹介しています。)

ポイント②口頭試験の対策

基本的に、技術士2次試験の勉強を始める際には、最初から口頭試験の対策が含まれた講座を選択するべきです。その理由は、口頭試験に合格するためには、試験の申込書を作成するタイミングで口頭試験の質疑応答を検討する必要があるからです。

申込書と口頭試験、そして筆記試験は互いに補完しあうことで試験が成立しています。この関係性を理解することで、筆記試験で何を書くべきかも深く理解できるようになります。

注意点として、口頭試験対策の内容はいろいろな方式があるのでよく確認する必要があります。例えば、スタディングの講座では、想定質問に対して回答を記述し、それを添削してもらう方法を採用しています。一方で、SATの講座ではオンラインでの模擬試験が含まれています。

また、筆記試験が不合格となった場合、これらの口頭試験対策が無駄になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

ポイント③サポート体制

技術士2次試験の対策講座を選ぶ際には、サポート体制が自分の勉強スタイルや性格に合っているかも重要なポイントです。例えば、スタディングのサポート体制は「質問カード」という方法を採用しています。これはA4サイズの用紙に質問をまとめて書き、それに対して講師から回答をもらう形式です。質問をまとめて聞く必要があるため、気になったことをすぐに聞けない点がデメリットです。

このようなサポート体制が合わない場合は、チャットやメールで随時質問できる講座を選ぶと良いでしょう。例えば、「技術士ロックオン」や「アガルート」の講座では、リアルタイムで質問できる環境が整っています。

自分の勉強方法や性格に合ったサポート体制を持つ講座を選ぶことで、効率的に試験対策を進めることができます。

その他のポイント

技術士2次試験の講座を選ぶ際には、上記以外にもいくつかのポイントに注意すると良いでしょう。以下に、確認しておくべきポイントを簡単に紹介します。これらは代用が可能ですが、事前に確認しておくことで安心して試験対策を進めることができます。

まず、筆記模試試験についてです。自分で時間を計って問題を解き、その後に添削を依頼することで代用することも可能です。しかし、初めて試験を受ける場合は、緊張感のある模試会場での体験を通じて、試験当日の時間の使い方や雰囲気に慣れておくことも重要です。

次に、過去問や解答例についてです。技術士試験の論文の採点基準は毎年変化しているため、不明瞭な点がありますが、過去問解答例は受験者にとって非常に役立つ情報です。ただし、新技術開発センターでは合格者の再現論文をまとめた冊子を約5,000円で販売しているため、これを購入することで代用が可能です。過去問と解答例を参考にすることで、試験の傾向や対策をより具体的に理解することができます。

これらのポイントを考慮しつつ、自分の勉強スタイルや性格に合った講座を選ぶことで、より効果的に技術士2次試験の準備ができるでしょう。

本記事では上記の項目に注目して講座の比較を行いました。ここからは紹介したポイントを基準に選んだおすすめの講座について解説していきます。

全11種の講座の中からピックアップしたおすすめの講座

全11種類の講座の中からおすすめの講座を紹介します。どの講座が適切かはあなたの学習計画や性格によって異なります

例えば、仕事が忙しい中で学習を進める場合、添削の提出回数はどのくらい可能でしょうか?また、オンライン学習だけでモチベーションを保てるタイプでしょうか?

これらの点を考慮しながら解説を読んでいただけるとよりお役に立てると思います。

№1【スタディング(添削・質問付)】バランスとコスパの良い7万円

スタディング(添削・質問カード付) は重要ポイントの「論文添削、フォロー体制、口頭試験対策」を広くカバーしている講座です。内容の充実度と価格を考えると最もコストパフォーマンスに優れた講座です。

最重要の論文添削については、課題問題の難易度が本試験より高めに設定されており、添削の評価も厳しめです。課題問題で合格ラインの論文を書くことで自信をもって本試験に臨めるレベルに到達できます。

メリット

  • スマホアプリを使って隙間時間にパッとアプリを開いて動画で学習を進められる
  • 論文添削から口頭試験対策までをカバーしている。
  • 論文添削を合計9回(1回は申込書用)使える。
  • 口頭試験対策は想定問題に対する回答の添削をしてもらえる。
  • フォロー体制は書面での質疑応答ができる。(A4のドキュメントに書けるだけたくさんの質問を記載しそれの回答をもらう)

デメリット

  • 口頭試験オンライン模試が付いていない。
  • フォロー体制は書面でのやり取りのみで、チャットやZOOMでの対応は無い。

スタディング合格コース(添削・質問カード付)がおすすめな人

この講座はポイントである「論文添削、フォロー体制、口頭試験対策」を抑えており、

合格祝い金を受け取ると60,000円以下で受講できます。

ちなみに今なら無料お試しで15%OFFクーポンが貰えるので気になる方はこちらの公式ページからご確認お願い致します。

〈スタディングの公式ページ〉

さらに充実した講座を求める場合は、次の「技術士ロックオン」「アガルート」を検討しましょう。

№2【技術士ロックオン】コンテンツが充実した8万円

技術士ロックオンは技術士は技術士2次試験のみを専門とした会社が運営する講座です。

フォロー体制として、チャットワークを使った回数無制限の質疑応答とZOOM面談が使用できる。
このため、講師と密にやり取りしながら進められるのでモチベーションの維持にも効果的である。

長期戦である技術士試験受験者においてはモチベーションの維持が鍵になることを想定しての仕組みづくりにも好感が持てます。

講座運営が発信しているyoutubeからも詳しい講座の情報が得られます。

メリット

  • 160時間超えの動画と過去問解答例などのデータ資料が豊富に用意されている。
  • 口頭試験対策は想定問題集が用意されている。
  • フォロー体制はチャットによる無制限の質疑応答ができる。
    • さらに、ZOOMでの面談も可能(予約制)

デメリット

  • 論文添削はついていない。
    • 別途オプションで購入可能(2回分で11,440円)
  • 口頭試験オンライン模試はついていない。
    • 別途オプションで購入可能

技術士ロックオンがおすすめな人

技術士ロックオンスタディング(添削・質問カード付)と比較して次の点で優位性があります。
この点において価格差以上の魅力を感じる方に技術士ロックオンの講座をお勧めします。

スタディング合格コースとの比較

技術士ロックオンは論文添削が別料金である。
「スタディング(添削・質問カード付)」とベースを合わせるため4回の論文添削をつけた価格で比較する。

通信講座名価格コンテンツ量フォロー体制
スタディング合格コース(添削・質問カード付)69,300円基本講座8時間、WEBテキスト、
キーワード集(解説は無し)
質問カード 3回分
(書面でのやり取りで質疑回答)
技術士ロックオン+論文添削4回99,000円動画講座160時間、オリジナルテキスト、
キーワード集(解説も準備中)
過去問題一覧表Excelシート
過去3年分の合格者の再現解答
チャットを使った無制限の質疑応答
マンツーマンのZOOM面談(予約制)
スタディング(添削・質問カード付)と技術士ロックオンの比較表

青マーカー箇所が差です。
価格差約3万円でこれだけのコンテンツが得られるのであれば十分魅力的で学習時間の削減にもつながります。

さらに詳細は下記の公式ページからご確認お願い致します。

〈技術士ロックオンの公式ページ〉

№3【アガルート(フル)】筆記も口頭も全部入って10万円

アガルート(フル)は重要ポイントの「論文添削、フォロー体制、口頭試験対策」についてカバーしている全部入り講座です。内容もスタディング(添削・質問カード付)よりも充実しています。
その分価格差は約3万円高くなります。

メリット

  • 合格率77%の実績が発表されている。
  • 合格特典がすごい合格時に全額返金&お祝い金30,000円。但し、ZOOMでの顔出しインタビューあり)。
  • 論文添削がついている。
  • オンライン口頭試験模試がついている。
  • 回数無制限の質疑応答ができる。

デメリット

  • 合格特典を狙わないとするとスタディングよりはコストパフォーマンスが悪い

アガルート(フル)がおすすめな人

本講座はスタディング(添削・質問カード付)技術士ロックオンと比較して以下の点で差があります。

スタディング、技術士ロックオンとの比較
通信講座名価格コンテンツ量論文添削フォロー体制口頭試験対策
スタディング合格コース
(添削・質問カード付)
69,300円基本講座8時間、WEBテキスト、
キーワード集(解説は無し)
9回分
(申込書1回含)
質問カード 3回分
(書面でのやり取りで質疑回答)
書面での添削のみ
技術士ロックオン
+論文添削4回
92,700円動画講座160時間、オリジナルテキスト、
キーワード集(解説も準備中)、
過去問題一覧表Excelシート、
過去3年分の合格者の再現解答
4回分チャットを使った無制限の質疑応答
マンツーマンのZOOM面談(予約制)
※別料金
アガルート(フル)107,800円
(合格得点無)
講座動画6時間、WEBテキスト、
製本テキスト
8回分
(申込書3回含)
回数無制限の質疑応答オンライン模試

青マーカー箇所が差です。

  • スタディングとの価格差約30,000円で主な差は「製本テキスト、質疑応答、口頭試験オンライン模試」の有無です。
  • 技術士ロックオンとの価格差約15,000円で主な差は「口頭試験オンライン模試」の有無です。

合格特典を狙う方は「アガルート(フル)」の一択でいいと思います。

この講座は、こんな方に向いています
  • 製本テキストが必要な方「アガルート(フル)」をお勧めします。
  • 予算10万円で、口頭試験オンライン模試を含めた全部入りを求める方は「アガルート(フル)」をお勧めします。
  • 合格特典を狙う方「アガルート(フル)をお勧めします。

さらに詳細は下記の公式ページからご確認お願い致します。

〈アガルートの公式ページ〉


次におすすめする2つの講座はいずれも10万円超の高額講座になります。

  • SAT(パーフェクト講座)はアガルート(フル)の講座をさらに充実させた上位互換講座。
  • 新技術開発センター(パーフェクトフル)の講座は

№4【SAT(パーフェクト講座)】さらに充実の14万円

SATは現場・技術系資格に特化した講座を開講している会社です。

動画講義では、最新の収録システムを用いており背景には手元のテキストが映し出されているため、テキストがなくてもスマートフォンのみで学習ができるように工夫されています。また、専用スタジオで収録しているため映像や音質の質の良さも定評があります。

SAT(パーフェクト講座)がおすすめな人

講座内容としては、アガルート(フル)の講座をさらに充実させた上位グレードの講座ですので次のような方はSAT(パーフェクト講座)をお勧めします。

  • 論文添削をたくさんしたい
    • アガルート(フル)の添削回数は8回、SAT(パーフェクト講座)の添削回数は15回
  • ZOOMで質問したい
    • SAT(パーフェクト講座)はZOOMでの相談5回可能
  • 口頭試験模試を複数回行いたい
    • アガルート(フル)の口頭試験模試回数は1回、SAT(パーフェクト講座)は3回

さらに詳細は下記の公式ページからご確認お願い致します。

〈SATの公式ページ〉

№5【新技術開発センター(パーフェクトフル)】筆記特化のセミナー付18万円

新技術開発センターは、創立から40年以上にわたって蓄積されたノウハウに裏打ちされた信頼と実績が強みです。多種多様な教材(書籍、DVD)や通信講座(受験申込書・口頭試験対策特別講座など)のほか、スクーリング(通学)や対面セミナーがあることが特徴的です。

また、新技術開発センターの対面セミナー講座は、教育訓練給付金の対象なっています。(教育訓練給付金とは、厚生労働省が指定講座の受講生に給付するお金の事です。新技術開発センターの講座では、20%が返金されます。)

新技術開発センター(パーフェクトフル)がおすすめな人

講座内容としては、ここまで紹介した講座と異なり筆記試験に特化した講座です。

筆記試験の添削指導付きの模試直接質問できる対面でのセミナーを受けたい方には新技術開発センター(パーフェクトフル)がおすすめです。

パーフェクトフルの講座以外にも多様な講座が用意されていたり、セミナーや模試が随時開催されていたりするので下記の公式ページからご確認お願い致します。

〈新技術開発センターの公式ページ〉

番外【UDEMY】最初の論文作成のための講座0.4万円

番外ですが、たった3,600円で受けられる初心者向けスターター講座を紹介します。

世界最大級のオンライン学習プラットフォーム「UDEMY」で提供されている動画のみの技術士2次試験対策の講座です。

添削サービスやサポートもついていませんが、技術士とはなにか?から始まり受験申込書と一つ目の論文を書くための方法やテンプレートについて分かりやすく解説されています。
技術士二次試験についてこれから検討する方企業内で講習やサポートを受けられる予定の方最初のきっかけとしておすすめいたします。

ご興味がある方は詳しくは下記の公式ページからご確認お願い致します。

〈UDEMY技術士講座の公式ページ〉

まとめ

本記事では、主要な5社が提供する技術士2次試験講座について比較解説しました。

改めて内容を確認すると

記事の結論「おすすめの講座はこの順番です」
  1. バランスとコスパに優れた「スタディング(添削・質問カード付)69,300円」
  2. 10万円で最も充実した「技術士ロックオン77,000円+添削4回22,000円=99,000円」
  3. 合格特典狙いなら全部入りで最強「アガルート合格カリキュラム/フル 107,800円」合格特典は全額返金+お祝い金30,000円
  4. さらに充実した添削回数や口頭模試が付いた「SAT(パーフェクト講座) 141,680円」
  5. 筆記に特化し模試まで付いた「新技術開発センター(パーフェクトフル) 188,000円」

そして、講座を選んだポイントは「①論文添削②口頭試験の対策③サポート体制」でした。

社会人になってもなお時間を捻出して技術士を目指すあなたは本当に素晴らしい。努力に見合った成果を得られることを心から応援しています。

独学での学習を検討されてる方はにはこちらの記事が参考になるかもしれませんので良ければご確認お願い致します。

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